到着の入り口・総合編 — 入国後の最初の2時間が旅の印象を決める
仁川空港第1旅客ターミナル、正午を少し過ぎた時刻。キャリーケースを引く足取りが審査台の前で止まる。案内板には「待機中」という文字だけが浮かび、どの列が早く進むか教えてくれる人はいない。初めて韓国の地を踏む旅行者にとって、この最初の2時間が旅全体の印象を左右する。 法務省出入国・外国人政策本部による
と、2026年6月末時点の国内滞在外国人は287万4,278人で、1年前より5.2%増えた。6月一カ月の入国者だけで203万8,364人(前年同月比+22.2%)、今年上半期の累計入国者は1,104万8,325人(前年同期比+20.6%)に達する。訪韓客がこれほど急増する今、到着直後のインフラがその
スピードに追いついているか点検すべき時だ。 ■ 入国審査、列は減っているがまだ 政策ブリーフィング(korea.kr)によると、自動出入国審査の対象国が従来の4カ国(ドイツ・台湾・香港・マカオ)から英国・フランス・日本・オーストラリアなどを加えた18カ国に拡大された。2025年12月に仁川空港で試
験導入され、登録から審査まで2分で完了する。ただしまだ全ての旅行者がこの恩恵を受けられるわけではない。韓国日報は「7月31日、仁川空港第1ターミナルで正午に到着した乗客が午後1時20分にようやく審査を通過し、外国人専用審査台20基のうち11基しか稼働していなかった」と報じた(ICAO推奨の待機時間は
45分)。原文: https://www.hankookilbo.com/news/article/A2026080308310005207 ■ カードが通らない時 入国審査を通過しても次の関門が待つ。旅行マガジン「ローカルルア」は「外国人旅行者が経験する不便のうち27.8%が決済・デジタル関連」
だと伝えた。海外発行カードが交通カードの無人チャージ機や非接触決済で認識されなかったり、韓国国内の通信会社の認証番号を求めるシステムが足かせになるケースが多いという。原文: https://blog.locallure.kr/foreign-tourists-challenges-korea ■
実用一覧 ・自動出入国審査:対象18カ国国民、仁川空港、登録~審査約2分(korea.kr) ・両替:仁川空港第1ターミナル内KB国民銀行(入国場1階、6~22時)、ウリ銀行(24時間)、ハナ銀行(6~22時) ・SIM/eSIM:入国場ローミングデスク、パスポート持参。KTは4~30日券をオンライ
ン予約で10%割引(1日3GB LTE使い放題)、SKTはオンライン購入で空港価格より20%割引。海外カード決済可 ・交通カード:外国人専用「Korea Tour Card」、5万ウォン(チャージ額4万6千ウォン+カード代4千ウォン、現金購入のみ)、空港バス切符売場・CUコンビニで販売、空港バス運賃
10%割引などの特典付き(t-money.co.kr) 結局、最初の2時間を左右するのは情報だ。SIMカードと交通カードを入国場を出る前に済ませ、自分が自動出入国審査対象国の国民かどうかを事前に確認しておくだけで、列で無駄にする時間を大きく減らせる。「到着の入り口」は明日から曜日別の国別編に続く。
この情報を押さえておけば、入国場で迷う時間も通信・交通費用も両方減らせる。 韓国観光タイムズ 編集部