eSIMかローミングか物理SIMか、到着後最初の通信選び
仁川空港の入国場を出た瞬間、誰もがまずスマートフォンを取り出す。しかし画面には「サービスを利用できません」の表示だけ。データがなければ地図アプリも翻訳アプリも配車アプリも、すべて動かない。
ひと目で分かる情報:仁川空港入国場ではSKテレコム・KT・LG U+の3社のローミングセンターが利用可能・物理SIMの開通にはパスポートが必要・eSIMは出国前にオンラインで購入しQRコードを登録すれば到着直後から使える。
今週編集局が取り上げてきた訪韓客の「到着の入り口」は、決済(カード)・交通(深夜移動)・ビザ(入国条件)だった。だがそのすべてを解決する最初のボタンは、実はデータ接続だ。地図アプリも翻訳アプリも配車アプリも、インターネットなしには動かないからだ。
選択肢は大きく三つ。通信会社のローミングは元の番号をそのまま使えて最も手軽だが、料金は割高になりがちだ。現地の物理SIMに差し替えれば韓国キャリアの料金プランを安く使えるが、開通にはパスポート提示が必要で、元の番号では通話・メールを受け取れなくなる。eSIMはスマートフォンに内蔵された2本目の回線を使う方式で、出国前にオンラインで購入しQRコードを登録しておけば、韓国到着と同時にデータが使える。
仁川空港の入国場にはSKテレコム・KT・LG U+3社のローミング・SIMブースが並んでおり、その場での購入も可能だ。ただし週末や繁忙期の到着時間帯は列が長くなることがあるため、eSIM対応のスマートフォン(ここ5年以内に発売されたほとんどの機種が対応)なら、機内であらかじめQRコードを登録しておくとかなりの時間を節約できる。
今週扱ったカード決済の問題、礼拝スペース、深夜交通まで — 訪韓初日の大小の「入り口」は、結局「接続」から始まり「接続」で解決する。データがつながった瞬間、地図アプリが道を示し、翻訳アプリが言葉を代わりに伝え、配車アプリがぼったくりを防いでくれる。空港を出る前のたった5分、この選択にまず時間を使うことを勧めたい。