韓国の宿泊予約前に必ず確認すべきこと

韓国で最初の宿を予約するとき、写真と星の数だけを見て「予約」ボタンを押しがちだが、掲載ページには載らない情報のせいで到着後に慌てることが少なくない。
ひと目でわかる情報: 確認すべき項目は「部屋の広さの単位」「アメニティ(洗面用品)の有無」「エレベーターの有無」「口コミ写真と実際の部屋の違い」「キャンセル・返金規定」。制度施行日: 2024年3月29日(環境部)。対象: 客室50室以上の宿泊施設。知らなかった場合の損失: 洗面用品の買い直しで約1万ウォン、エレベーターのない宿に到着した場合20~30分の余計な時間。
一つ目、部屋の広さの単位を確認する。韓国の宿泊施設は面積を平方メートル(㎡)ではなく「坪(ピョン)」という韓国独自の伝統的な面積単位で表示することがある。1坪は約3.3㎡で、ワンルームによくある「5坪」は約16.5㎡、ベッド1台と狭い通路程度の広さだと考えればよい。また表示面積が浴室などを含む「供給面積」なのか、実際に使える「専用面積」なのかも施設によって異なるため、写真に写る家具の大きさと照らし合わせて判断するのが安全だ。
二つ目、歯ブラシやカミソリが無料だと思わないこと。環境部が改正した「資源の節約及び再活用促進に関する法律施行規則」により、2024年3月29日から客室50室以上の宿泊施設は歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、リンス、カミソリなどの使い捨て用品を客に無料で提供できなくなり、違反した場合は300万ウォン以下の過料が科される。つまり、規模の大きいホテルほど洗面用品が置かれていない可能性が高いということだ。これを知らずに荷造りすると、到着初日の夜にコンビニで歯ブラシ・歯磨き粉・カミソリのセットを買い直すことになり、その出費はおよそ1万ウォン前後になる。
三つ目、格安ゲストハウスやモーテルにはエレベーターがないことがよくある。特に路地裏の3~5階建ての建物を改装した宿は階段しかない場合が多い。スーツケース2個を抱えて狭い階段を4階まで上がると、それだけで20~30分が消える。予約前に施設情報や問い合わせでエレベーターの有無を確認し、荷物が多いなら低層階の部屋をリクエストしたほうがよい。
四つ目、口コミ写真と実際の部屋が異なることがある。施設側が掲載する代表写真は広角レンズや照明で実際より広く見えるよう撮影されている場合があるため、宿泊予約サイトで新着順に並べた宿泊客の口コミ写真も併せて確認すると、実際の広さや状態をより正確に把握できる。
五つ目、予約確定前にキャンセル・返金規定を必ず確認する。航空券の変更や日程変更の可能性があるなら、無料キャンセル可能な期限をスクリーンショットで残しておくとよい。これを確認せずに予約し、後でキャンセルが必要になった場合、宿泊料金全額、通常1泊5万~15万ウォンが返金されない恐れがある。
