景福宮の守門将交代式、チケットなしでも無料で見られる

午前10時、ソウル・景福宮の正門である光化門前の広場に太鼓とテピョンソ(伝統管楽器)の音が鳴り響く。赤い戦服と甲冑姿の守門将と守門軍数十人が隊列を組んで登場すると、スマートフォンを構えた外国人観光客は一斉に足を止める。『これほど豪華な見世物を見るにはチケットが必要なのでは』と尋ねる人も少なくない。しかしこの行列はチケット売り場の内側ではなく、券なしでも見られる広場側で行われる、100%無料の行事だ。
ひと目でわかる基本情報 — 名称:守門将交代儀式(朝鮮時代の宮門守備交代の再現)・場所:光化門前広場、チケット売り場の外側(地下鉄3号線 景福宮駅5番出口)・交代儀式:1日2回、午前10時と午後2時(各回約20分)・把守儀式:午前11時と午後1時(約10分)・公開訓練:午前9時35分と午後1時35分(約15分)・休止日:毎週火曜日・料金:完全無料、予約不要・主催:国家遺産庁 宮陵遺跡本部および国家遺産振興院。
問題は、この無料行事が一部旅行会社の有料半日ツアーに『守門将交代式観覧』として組み込まれて販売されていることから生じる。海外の旅行予約サイトでは、交代式見学を含む市内ツアーが1人当たり32~51ドル、ウォン換算で約4万5千~7万ウォン程度で出ており、この金額を『交代式の観覧料』と誤解して有料ガイドを別途探す旅行者も少なくない。実際には、宮殿の中に入る予定がなければ、入場券(満19~64歳の外国人は3,000ウォン)すら不要だ。交代式は宮殿の塀の外側、チケット売り場を通らない広場で行われるため、景福宮に入る予定がない人でも通りがかりに無料で見られる。
2000年代初めに再現が始まったこの行事は、漢陽都城と王宮を守っていた守門将・守門軍の勤務交代の手順を再現したもので、伝統武器や儀仗旗、伝統楽器の演奏まで加わり、『短時間で見られる朝鮮王室の儀仗行列』と評価されている。良い場所を確保するには、開始10~15分前に光化門中央の階段前に着くのがよく、逆光を避けるなら午前10時の回が写真撮影に有利だという声が多い。火曜休宮などで日程が変わることがあるため、訪問前に国家遺産庁 宮陵遺跡本部(royal.khs.go.kr)または国家遺産振興院(kh.or.kr)のサイトで当日の案内を確認するのが確実だ。
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