韓国のDCC(海外ウォン決済)手数料はいくら?レジで断る方法とひと目でわかる対処法
結論:韓国でカード決済をするとき、端末やキオスクの画面に「自国の貨幣(米ドル・円・人民元など)でお支払いしますか?」という表示が出たら、そこで止まる。必ず「いいえ、現地通貨(韓国ウォン・KRW)で支払います」を選ぶ。すでに決済が終わっていて、レシートにウォン金額と外貨金額が並んで印字されている場合は、その場で店員に取り消しを頼み、ウォンで再決済してもらう。
知らないと:韓国の金融監督院(FSS)が2025年7月29日に出した消費者向け注意喚起によると、この自国貨幣での決済(DCC=Dynamic Currency Conversion)を選ぶと、決済金額の約3~8%が手数料として余分にかかる。10万ウォンの買い物なら3,000~8,000ウォン多く払う計算で、5日間の旅行で1日に何度もカードを使うなら、その差額が積み重なって数万ウォン単位になる。決済画面のボタンを一つ間違えた代償だ。
追加手数料は決済金額の約3~8%(金融監督院2025年7月29日発表)・避け方:決済画面で「現地通貨(Local Currency)」または「KRW」を選ぶ・すでに決済された場合はその場で取り消し、ウォンで再決済を頼む・レシートにウォン金額と外貨金額が一緒に印字されていればDCCが適用された証拠・問い合わせ:金融監督院消費者相談1332。
DCC(海外ウォン決済)は、海外発行カードで決済する際、加盟店の端末が現地通貨の代わりにカード保有者の自国貨幣に換算して承認する方式だ。この過程で、加盟店またはDCC提供会社が自社レートで一度両替し、その後カード会社がそれを再びウォン基準に換算して請求する「二重両替」が発生する。二度両替される分、手数料も二重にかかる。韓国の金融当局はこの仕組みが消費者に不利だと判断し、2018年7月からは自国民が海外で使う際にこの決済方式そのものを事前にブロックできるサービスまで作った。同じカードネットワーク(Visa・Mastercard)の中で起きることなので、方向が逆になっても手数料の仕組みはそのまま働く。コンビニや百貨店のレジで外国カードを挿した瞬間、画面が一瞬止まって通貨選択画面が出る、その分岐点がまさにそこだ。店員は先に出た画面をそのまま押してしまうことが多いので、決済前に「現地通貨でお願いします」と自分から伝える必要がある。
日本・米国で発行されたVisa・Mastercard・JCBカードは、韓国の加盟店端末でこのDCC選択画面が出ることがあるため、上記の対処法がそのまま当てはまる。中国の旅行者はアリペイ・微信支付(WeChat Pay)や銀聯(UnionPay)を主に使うが、これらの決済網はダイナミック・カレンシー・コンバージョン方式ではなく、決済時点のレートで人民元金額をそのまま表示する仕組みのため、この問題から比較的自由だ。ただし銀聯ではなくVisa・Mastercard兼用で発行された中国カードを使う場合は、同じDCC選択画面に出会うことがある。
この記事は公式資料を整理した案内であり、法律・医療・金融に関する助言ではありません。
旅程段階:④旅行中・確認2026-10-25・出典 金融監督院
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