シートマスクが700ウォン?コンビニに隠れたK-ビューティーの特価

ソウル・明洞(ミョンドン)の真ん中で、コンビニのガラス窓に貼られたシートマスクの値札を見て足を止める外国人観光客がいる。値段はわずか700ウォン。数歩先のオリーブヤング(Olive Young)の店内には、似たようなシートマスクが1万ウォンを超える値札を付けて並んでいる。同じK-ビューティーのシートマスクなのに、なぜこれほど価格が違うのだろうか。
ひと目でわかる:GS25はデューイトリーのシートマスクを700ウォン、メディヒールのミニサイズ製品を1,000ウォンで販売(エコノミスト・コリア、2024年8月)・CUは自社ビューティーライン「エンジェルカ」のシートマスクやクリームなどを3,000ウォン前後で販売(毎日経済新聞、2024年11月)・ダイソー限定のミーモ・バイ・マモンドのハイドロゲルシートマスクは1,000ウォン(ダイソーモール、2026年10月確認)・オリーブヤングのシートマスク平均価格は16,275ウォン、メディヒール製品の平均は12,171ウォン(ビューティクスラボ、2025年6月)・昨年のコンビニ各社の美容売上の伸び率はCUが16.5%、GS25が45.6%、セブン-イレブンが20%(ヘラルド経済、2025年5月)。
韓国のコンビニはもはやおにぎりと飲み物だけを売る場所ではない。GS25はスキンケアブランドのデューイトリーと組んでシートマスクを700ウォン、化粧水とマルチクリームを各5,000ウォン、美容液を7,000ウォンで発売し、メディヒールのミニサイズ製品2種も各1,000ウォンで販売している。CUも自社ビューティーライン「エンジェルカ」のコラーゲンシートマスクやビタミンC美容液、保湿クリームをそれぞれ3,000ウォンで展開した。セブン-イレブンもメディピールの日焼け止めと美容液を3,000ウォンの使い切りパウチで発売し参戦している。こうしたコスパ戦略のおかげで、昨年のビューティー部門売上はCUが前年比16.5%、GS25が45.6%伸び、セブン-イレブンも2024年だけで20%成長した。
雑貨店のダイソーも負けていない。アモーレパシフィックのミニマルビューティーブランド「ミーモ・バイ・マモンド」がダイソー限定で出した「パンミイン ハイドロゲル Vマスク」は1枚1,000ウォンで、店内には500ウォンから3,000ウォン台まで幅広いシートマスクが並ぶ。一方、オリーブヤングで売られるシートマスクの平均価格は16,275ウォン、同店でマスク部門売上1位を守り続けるメディヒール製品群の平均価格も12,171ウォンに上る。同じ『シートマスク』という名前でも、どこで買うかによって価格が20倍以上開くこともあるわけだ。
重要なのは、コンビニやダイソーの製品が偽物ではなく、メディヒールやデューイトリーのようにオリーブヤングにも入っている正規スキンケアブランドとのコラボ製品だという点だ。宿泊先近くのコンビニは24時間営業で全国どこにでもあり、夜遅く肌の乾燥を感じて急いで保湿したいときに一番近い選択肢になる。濃厚な美容液や新作限定品、特定ブランドのフルラインナップを見たいならオリーブヤングや免税店の方が向いているが、1日1枚使う基本のシートマスクなら、まずコンビニやダイソーをのぞいてみる方が財布に優しい。
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